2000年2月12日/ブレーキパッド交換
 ブレーキパッド警告灯が点灯してしまいました。と言っても前回帰還前のタイヤ交換時にBさんがパッドを見て、いつ警告灯が点いてもおかしくない状態と言われていたので部品は発注して貰っていました。

 ショップに到着しさっそく作業を始めて貰いました。決して広いとは言えないガレージですが、自分のも含め6台も911のボディが入っていて壮観です。

 作業はまず左フロントをジャッキアップしてウマをかませることから始まりました。この後右側をジャッキアップして両輪とも外します。

 ブレーキペダルにつっかえ棒をして踏んだ状態に固定していました。ステアリングは右下に体重をかけるとボタンを押さなくても鳴るという症状があるため、ヒマな自分が外しておきました。こちらは後でボディ側の接点金具の幅を切って貰うことで解決しました。

 手慣れた作業でキャリパーを外してしまいましたが、内側にあるボルトを回すのはかなりの力仕事のようでした。

 外されたフロントのパッドは右側の新品に比べると薄くなっているのは一目瞭然です。まあ警告灯が点くくらいなので当然ですが。2つ付いているリング状のものは鳴き止めサプレッサですが、パッドと同時に交換となります。

 外したパッドの接触面ですが、真ん中上にある導線が露出しています。こうなると警告灯が点くわけですね。

 新品のケーブルと鳴き止めサプレッサです。サプレッサはキャリパーに装着してからパッドの裏側に両面テープで固定されます。

 側面に耐熱グリースを塗って左右のパッドを上からキャリパーに滑り込ませます。若干変形しているのか建て付けの悪い部分もあったようです。

 キャリパーを元通り装着し配線して取り付けは終了、この後自分がシートに座ってエア抜きをしました。残りの3輪も同じ工程で結構時間のかかる作業でしたが、入院しないで済むよう一日でお願いしました。

 デスビベルト切れはもうイヤなので点検の方法はないかと質問しましたが、素人が簡単に中を見るのは困難なようです。切れているかどうかは矢印のプラグを外してエンジンがかかれば切れていないそうですが、これを外すのも大変ですからやはり4〜50000km毎に交換するべきなのでしょう。





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