ヘッド全体に目の細かいサフェーサーを吹く。この時点で表面の傷や顔の造りを点検しておく。髪の毛の中にも気泡のようなものが散見されるので、できるだけ埋めておいた。
下塗りとしてラッカー系の基本色を吹く。色はボディとの関係もあり、やや茶色がかったクラウス君に近いものにした。この時点で写真のように鼻の頭が異常に団子になっているのに気が付いてしまった(^^;。仕方なく左右から下地が出るのも構わず削り込んで修正し、さらに基本色を塗り直した。
顔の本塗装は油彩で行った(写真右は胴なしになってしまったクラウス君)。シャドウになる目・鼻の周りや首筋の暗い色から徐々にブレンディングしながら塗り重ねていき、最後にハイライトの明るい色を鼻の頭や額に乗せた。目はエナメル系塗料でライトグレーの白目を入れ、瞳はブラウンの中心にブラックを入れ、さらにキャッチライトをホワイトで点描した。
大尉さんはヒゲが濃いようなのでパステルをぼかすように置いて無精ヒゲを生やした。髪はラッカー系ブラックを塗ってからエナメル系グレー+ブラック(タイヤに使用しているもの)でドライブラシし、生え際はヒゲと同じようにパステルでぼかしておく。油絵の具もパステルも触っていると落ちてしまうので、完全乾燥後に艶消しトップコートを全体にかけた。さらに顔の上半分は半艶消しをコートして変化をつけた。眼球は艶消しはまずいので、最後にエナメルクリアーを入れておく。
ヘッドをボディに接着し「ノルマンディ・レンジャー」の軍装を付けた。付属のトミーガンや拳銃は何故か大砲のようにでかいので、トミーガンをコンジョー君からコンバートしてきた。ドラゴンからは変なおじさんゲアハルト君が発売されていたので、パッケージから取り出したままの状態で記念写真を撮った(ホントに変(^^;)。