キットの胴体と主翼を仮組みしてみたところ、ここも大変合いがいい。「ほとんど接着しなくてもいいくらいだな」などと思っているうちに、ホントに接着しなくてもいいんじゃないかと考え始めた。接着しなければ電池交換もできるだろうし、胴体後部に電池が入らないかと試してみると単三電池がすっぽり入ってしまった。在庫しているモーターを試してみるとRE-140モーターが台座を付けたままでも径はちょうどいいし、長さもコクピット前端と少し干渉する程度で収まりそうだ。主翼との干渉もあるので台座の下端左右を削ってエポキシ接着剤でガッチリ接着してしまった。
モーターの軸からプロペラまで距離があるので、内径2mmの真鍮パイプにモーター軸を入れ延長することにし、エンジンの中心を開口した。モーターの軸径が2mmなのでちょうどいい。ここもエポキシ接着剤のお世話になったが、ハンダ付けした方がよかったかもしれない。
エンジンの先端に付く樽状の部品(何でしょ、これ(^^;)はエンジンと固定されているので当然回転しないのだが、ここにも穴を開けた。モーターから少し距離があるので、ぶれ防止と摩擦による溶解を防ぐ意味で真鍮パイプをエポキシ接着剤で接着、埋め込んだ。延長軸と接触するのでグリスは塗っておく。
モーターから延長軸を介してスピナー基部まで繋げてみる。スピナーの軸はキットのまま捻りながら根本まで押し込めて試しに回転させてみたが、特に問題ない。ただ、強度を考えたら金属製に換えた方がいいかもしれない。
電池ボックスはタミヤの単三1本用を使おうと思い胴体後部に入れてみたが、これは大きすぎて入らない。後端に当たる部分を棒ヤスリで削り込んで何とか収まるようになった。試しに電池を入れて主翼、フロートを仮組みして重さを見てみたが、フロートのオモリ+モーター>胴体後部の電池なのでテールヘビーにはならなくて済みそう。
主翼下面と一緒になっている胴体部分はモーターと大きく干渉するので、その部分を切除した。ここを切り取ると上半角をキープする力がかなり減少するのでちょっと心配なところだ。
主翼、水兵尾翼、主フロート、翼端フロートを仮組みしてみたが、案の定主翼と胴体の間に少し隙間が開いてしまった。モーターと胴体下面がまだ少し干渉しているのかもしれないが、最初の合いがよかった感触が吹き飛んでしまった。ここはやはりガッチリ接着するべきかもしれない。モーターライズなんか考えずに素直に組んでいれば、今頃塗装に入っているのに(ちょっと後悔モード(;_;))。電池内蔵を諦めてリード線を外に出す方向に傾きつつある。でもそうなるとベースを作らなければならないし、ましてや水戦だから水ものになっちゃうし、あ〜頭がクラクラしてきた(*_*)。