内壁は3mmスチレンボードを張り、外壁に合わせて玄関と窓をくり抜いた。一階の床は地面より上げることになるので、5mmスチレンボードを2枚張り合わせ、二階と天井裏の床は3mmスチレンボードを使用した。一階と二階の間には天井裏スペースを設けたので、一階の天井は0.5mmプラ版を使用し、二階床面との間に2mmプラ角棒で柱を4本付けた。また、家の角にも5mmプラ角棒で柱を立てた(この辺は日本的感覚かもしれない)。部屋を仕切る壁は3mmスチレンボードで作った。
屋根は5mmスチレンボードで張りベースの角にあたる部分で切ったが、思いの外高い屋根になってしまった(ヨーロッパの家は写真でしか見たことないが、日本よりは屋根の角度が急なようなので(^^;)。屋根のパターンは瓦を使っているような家もあるが、日本とはもちろんパターンが違うし適当な素材が見当たらなかったので、タミヤのレンガシートを使ってしまった。まさかレンガで屋根を葺いている家はないと思うが、レンガパターンのパネルということで(^^ゞ。あとで色を変えれば誰にもわからない(^^;;。屋根裏の出窓は外壁と同じプラ棒ブロックで作った。
屋根裏の壁を0.5mmプラ版で作り、壁紙を張った後一階の天井裏と同じ位置に柱を延ばす。本当に柱をこういう風に張るかどうかはヨーロッパの大工さんじゃないのでわかりません。窓のない方は明かりの入らない隠し部屋ということにし、壁を四角くくり抜いた後再接着した。この時点では一階の天井は変形していない。
外壁の塗装はダークグレーを吹いた後ライトグレーを疎らに吹き、窓とドアの外枠はダークブラウンで塗装した。玄関のドアはプラ版で作った物をイマイ帆船カラーのマホガニーで塗った。この塗料は本来木製帆船用でプラを犯すが、以前にこのことを知らないでプラに塗ったら木目のようになったのでたまに使用している。やり直しが効かないのが最大の欠点だし、クリアーのブラウンを使用しても同じかもしれない。窓は0.2mm透明プラ版を、くり抜いた2枚の0.5mmプラ版ではさんで作ったが、塗装前に接着してしまったのでホワイトに塗らざるを得なくなってしまった。
内装は床、天井、壁に適当なパターンの包装紙や封筒を張り付けた。チェック模様は行きつけの模型店UFOの包装紙だが、テディベアのお家のようです(^^;。ここは子供部屋か寝室にでもしましょう。白いプリンター用紙を張った玄関が一番落ち着くような気がする。ドアの鍵、窓とドアのノブはシルクピン(新しいYシャツに付いてくる虫ピンの小さいやつ)の頭で作った。
一階の天井のプラ版にも木工ボンドで紙を張ったが、乾燥したら歪んできてしまった。玄関の部分は特に大きく垂れ下がってしまった。出来上がった内装を見ていると何となく日本の家のように縮こまって見えてきた。玄関の上の屋根裏と二階の部屋は撤去して、思い切って吹き抜けにした方がいいかもしれない。実際の家と違って一日で出来てしまうので、歪みが治らなかったら改装ということにする。まだウォッシングや汚しをしていないし家具も置いていないないので新築状態だが、隠し部屋に何を置くかだけは決まっている=(^_^)=。
今まで屋根裏などをシコシコ作っていたのも屋根裏部屋でした(^^ゞ。隠し部屋ではないので窓はあります。もちろん換気扇もね(^_^)v。