家具の製作(May 2,'98)
天井の歪みが治らないし玄関に圧迫感があるので、玄関の上の屋根裏と二階の部屋を撤去して吹き抜けにしてしまった。作業自体はスチレンボードとプラ版をカッターで切り、スチレンボードが溶けて出来た窪みにパテを盛っただけだが、パテは手早くすり込まないとパテ自体の溶剤でスチレンボードが溶けてしまうので、固まってから削ることにする。建築物なので完全に面一にすることにはこだわらず、前の壁紙の上に新しい壁紙を貼ってしまう。
家具はストックしてあったものと手に入ったものから全てバーリンデンのレジン製DINING ROOM TABLE & CHAIRS、BEDROOM FURNITURE、DOUBLE BED & END TABLES、FURNITURE ASSORTMENTを使った。レジンなのでIV号戦車のインテリアと同じようにレジンブロックからノコギリで部品を切り出さなければならないが、これに結構時間がかかってしまった。こういう作業は楽しくないし執行猶予型人間なので(^^;、頑張れば一日で全部できる作業なんだけど忍耐が持たない。まあ、こういうパーツを出してくれているだけでもバーリンデンおじさんに感謝しなければならないんだけど。切り出した部品を瞬間接着剤で組み立てた。
塗装は全体にグレーのサフェーサーを吹き、エナメルのフラットブラウンで木目の模様を描いた。こういうときは近くに木の机でもあると参考になる。完全に乾燥した後エナメルのクリアーオレンジにフラットベースを混ぜたものを木目の方向に一気に塗り、Mr.トップコートのつや消しを全体に吹いておく。ダイニング用椅子の革製？パッドとベッドのシーツはラッカー系で塗っておく。最後にエナメルの薄いフラットブラック（と言うかフラットブラックを混ぜたエナメルシンナー）でウォッシングしてメリハリをつける。
カーテンは封筒の紙をフニャフニャになるまで揉んで柔らかくしたものを折り畳んで作った。カーテンレールは真鍮線そのままで、リード線から取り出した細い線でカーテン両端を固定した。
家具を配置してみた。一階はダイニングという設定だが、食器棚とかも置きたいところ。、バーリンデンから出ているのだが、今回は手に入らなかった。天井が盛り上がってしまったが、つっかえ棒でもつけるかな。
二階は寝室となっております。部屋のほんの一角のみなのに鏡台と洋服ダンスを無理矢理置いた感じになってしまった。
家の内側の全景です。一応生活空間だけできたので、あとはフィギュアを選びながら装飾や屋根裏部屋を考えることにする。絵画とかが手に入ればいいと思うんだけど、田舎の模型屋では見かけません(!_!)。
