基本塗装(Oct 30,'00)

 グレー系塗装をする前にフラットブラックで全体を下塗りした。現代の潜水艦の塗装が全面真っ黒なようにUボート上面は上空から見た時目立たないブラックまたはダークグレーで塗られていたそうだ。前回書き忘れたが2cm Flak30の砲身はメタル製でフニャチン状態なので注射針に換えてある。

 エアブラシで戦車の要領で塗装を行う。上面はブラック(33)の上にジャーマングレー(40)を重ね、さらにドイツ戦車のシュバルツグラウに使っているエクストラシーグレー(333)を吹いた(()はMr.カラーの番号)。側面のグレーはリベット境界を残すようにミディアムシーグレー(335)を吹いて、さらにエアブラシのノズルを開いて境界が明瞭にならない程度にぼかした。この時点で手摺の裏にも吹き付けをしていたが、エアブラシの角度が急すぎてカップが取れ、ミディアムシーグレーが上面の部分に垂れてしまった(ToT)。

 本体を持ちながら塗装しているうちにメタル製旗竿も折れてしまった。ドリルで穴開けして真鍮線を通し修正・補強したが、先端に付いているスヴァスチカのエッチングパーツは作業中につぶれてしまいそうなので旗竿は外しておく。

 本体を持っての作業は危険なのでベースに接着し、塗料が垂れた部分は最初から塗り直して塗装作業を続行する。側面グレー部分のハイライトにはバーリーグレー(334)を塗り重ね、本体の吹き付けが終了した。潜望鏡の引き込まれる部分はシルバーなので下地を含めて塗装を剥がし、メタルをむき出しにしてある。

 細部塗装をエナメルで行い基本塗装を終了、付属のドライデカールで羅針盤、速度指示器、第9潜水戦隊のエンブレムを貼り、さらに船体の手摺を接着した。久々に戦車の塗装をしてしまった(ア、チガウカ(^^ゞ)。





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